日経平均は続落、利益確定売り継続 円高も重し

5月15日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比372円62銭安の3万7755円51銭と、続落して取引を終えた。写真は2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Hiroko Hamada
[東京 15日 ロイター] -
東京株式市場で日経平均は、前営業日比372円62銭安の3万7755円51銭と、続落して取引を終えた。短期間で急上昇した反動で利益確定売りが続き、軟調な展開となった。一時、500円近く値下がりする場面もあった。前日の取引時間中に比べて為替が円高に振れたことも相場の重しとなった。
日経平均は前営業日比295円安と軟調にスタートした後、下げ幅を拡大し、後場前半に一時494円安の3万7633円36銭で安値を付けた。前日の15時時点に147円近辺で推移していたドルは、足元146円近辺で取引されており、自動車株が軟調に推移した。プライム市場では6割超の銘柄が下落し、弱い地合いだった一方、個別材料を手掛かりにした物色もみられた。後場後半にかけてはもみ合う展開となり、3万7800円を挟んだ値動きとなった。
市場では「日経平均は3万1000円割れから約1カ月で3万8000円台まで水準を戻したので、利益確定売りが出てしまうのは仕方がない」(三菱UFJeスマート証券のチーフストラテジスト・河合達憲氏)との声が聞かれた。
河合氏は「4月初旬に急落した際の投資家心理を踏まえると、足元の水準から新規の買いを入れる投資家は多くないとみられ、目先は上値の重さが意識されそうだ」と話している。
TOPIXは0.88%安の2738.96ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.88%安の1409.57ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は4兆7778億6500万円だった。東証33業種では、海運、陸運、繊維製品など9業種が値上がり。輸送用機器、その他製品、証券、商品先物取引など24業種が値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.18%高の708.64ポイントと、5日続伸した。
個別では、主力のトヨタ自動車、ホンダが3%超安、SUBARUが4%超安だった。前日に発表した決算が嫌気され、楽天グループは8%超安と大幅下落。一方、太陽誘電、京成電鉄は大幅高となった。
指数寄与度の大きい東京エレクトロン、アドバンテストは小幅安。ファーストリテイリングは1%超安だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり489銘柄(29%)に対し、値下がりが1098銘柄(67%)、変わらずが46銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 37755.51 -372.62 37832.36 37,633.36─37
,876.84
TOPIX 2738.96 -24.33 2747.71 2,731.54─2,7
50.97
プライム市場指数 1409.57 -12.55 1413.73 1,405.82─1,4
15.63
スタンダード市場指数 1291.44 -10.11 1297.03 1,288.91─1,2
97.13
グロース市場指数 900.99 +8.44 888.94 888.94─901.9
4
グロース250指数 708.64 +8.25 697.43 697.43─709.0
9
東証出来高(万株) 202594 東証売買代金(億円) 47778.65
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