午後3時のドルは146円付近に下落、米韓協議で円にも思惑

5月15日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の146円付近で推移している。写真は1ドル紙幣で、2021年11月撮影(2025年 ロイター/Murad Sezer)
Atsuko Aoyama
[東京 15日 ロイター] -
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤からドル安/円高の146円付近で推移している。米韓高官協議で為替が議題に上がったとの報道を受け、加藤勝信財務相が調整を進めていることを明らかにした日米財務相会談を巡っても、円安是正が議題になるとの思惑が重しとなっている。
朝方は146円後半で推移していたドルは、仲値公示前後と正午過ぎに売り圧力が強まった。午後に入ると、146円近辺で売買が交錯する展開となった。
前日は米韓政府高官が為替を協議したことが明らかになると、ウォンが買われた流れが円相場に波及し、ドルは147円前半から145円半ばまで下落したものの、米政府が関税交渉の一環としてドル安を模索していないとの報道が出ると、147円前半へ値を戻した。
日米財務相会談を巡る「思惑と観測主導」(国内金融機関の為替ディーラー)で、ドル/円も下押しされているとの見方がある。米中合意後にドル/円が急上昇した経緯もあり、他の米関税合意が発表されればリスクセンチメントの改善に伴うドル/円上昇も想定されるため、市場は「急上昇にも急落にも備えなければならず、動きづらい」(同)との声が聞かれた。
SBIリクイディティ・マーケットの上田真理人・金融市場調査部長は、米中合意後に円買いに傾いていたポジションがある程度整理されたため「円が買いやすくなっている面がある」とも指摘する。「自信を持ってドルを買うというよりも、なんとなく円を買う雰囲気」と話している。
加藤財務相は13日、カナダ西部のバンフで20日から開催されるG7財務相・中銀総裁会議に出席する意向を示したうえで、ベセント米財務長官と現地で「会談を実施し、引き続き為替についての協議を進める」方針を明らかにした。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 145.98/146.00 1.1192/1.1195 163.41/163.42
午前9時現在 146.62/146.66 1.1181/1.1182 163.96/163.97
NY午後5時 146.75/146.76 1.1174/1.1176 163.95/164.01
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