アマゾン、デバイス・サービス部門で人員削減

5月14日、米アマゾン・ドット・コムが、デバイス・サービス部門で約100人の人員削減を行ったことが分かった。写真は2023年4月撮影(2025年 ロイター/Chris Helgren)
Greg Bensinger
[サンフランシスコ 14日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムが、デバイス・サービス部門で約100人の人員削減を行ったことが分かった。同部門は、電子書籍リーダー「キンドル」、スマートスピーカー「エコー」、人工知能(AI)音声アシスタント「アレクサ」、自動運転車「ズークス」など多様な製品の開発を統括する。
アマゾンは14日、ロイターからの問い合わせに対して、人員削減を確認した。
人員削減は同部門全体のごく一部であり、定期的な事業見直しの一環だという。広報担当者は、部門内のどの部署が影響を受けたのかについての詳細は明らかにしなかった。
広報担当者は「当社のチームとプログラムをより効率的に運営し、製品ロードマップとの整合性を高めるための継続的な取り組みの一環として、少数の職務を廃止するという難しい決断を下した」と説明した。
アマゾンは2023年にもアレクサ関連の雇用を一部削減。ここ数カ月はポッドキャスト「ワンダリー」、店舗、コミュニケーション部門など、さまざまなグループで小規模な人員削減を行っている。