金価格は3年以内に5000ドルに迫る見通し=ポールソン氏

4月29日、米著名投資家ジョン・ポールソン氏は、中央銀行による買いと世界的な貿易摩擦を背景に、金価格は2028年までにオンス当たり5000ドルに迫るとの見通しを示した。スイス・メンドリシオで2022年7月撮影(2025年 ロイター/Denis Balibouse)
[29日 ロイター] - 米著名投資家ジョン・ポールソン氏は、中央銀行による買いと世界的な貿易摩擦を背景に、金価格は2028年までにオンス当たり5000ドルに迫るとの見通しを示した。
先週金価格が3500ドルを突破して最高値を更新した後、金融機関などが相次いで金の相場予想を上方修正したが、これまで明らかになった中ではポールソン氏の見通しが最も強気だ。
米北西部アイダホ州で金とアンチモンの開発を手がけるパーペチュア・リソーシズの筆頭株主となっているポールソン氏は先週、バリックからアラスカ州の金開発プロジェクトの権益40%も取得している。
ポールソン氏はインタビューで今後の金価格について聞かれると、3年以内に「4000ドル台の高め」に達するとの最新の見積もりを明かした上で、「これは十分な情報に基づく予想で、合理的な数字だと思う」と付け加えた。
同氏によると、ロシアがウクライナ侵攻後、西側諸国から外貨準備を差し押さえられたことをきっかけに世界の中銀、特に中国が金の購入を積極化している。「戦争が始まった時点で(ロシアは)金の現物は保持できたが、全ての現金は押収されてしまった。そこで他の中銀は米国と対立した場合、自分たちの資産が守られるのか、全て消えてしまうのかという疑念を抱くようになった」という。
同氏は「中銀や市場参加者がより安定的な資産への投資に目を向けるようになるとともに、世界における金の地位は高まっていくと考えている」と語った。
またトランプ米大統領の関税政策などによって高まっている世界貿易を巡る不確実性も、金の追い風だとみている。
同氏は「ドルの信認が低下するとすれば、準備資産として最適なのは金になる」と強調した。
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