SMBC日興の1―3月期、26億円の最終赤字 欧州案件で特損

三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBC日興証券が28日に公表した25年1-3月期(第4四半期)の純損益(海外拠点含む)は、26億円の赤字に転落した。写真は、同社ロゴ。2017年12月、東京で撮影(2017年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Miho Uranaka
[東京 28日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBC日興証券が28日に公表した25年1-3月期(第4四半期)の純損益(海外拠点含む)は、26億円の赤字に転落した。欧州で低採算のプロジェクトファイナンス案件の処分を進めたことで約100億円の特別損失を計上した。
同社幹部によると、グループの三井住友銀行(SMBC)が手掛けていたクレジットファイナンス案件に関連し、同社はデリバティブ取引を行っていた。欧州における事業領域の再編に伴い、SMBCが当該案件を売却したため、SMBC日興も併せて保有していたデリバティブ取引を処分したという。
財務を担当する後藤歩常務執行役員は、第4四半期の業績に関して、世界経済の先行き不透明感が増す中で、顧客のアクティビティが落ちてきたが、ファンドラップ口座の契約など残高ベース収益は堅調に推移したという。
足元の相場環境を踏まえた今後の見通しにも言及した。リテール向けの営業部門については、短期的な相場環境に左右されにくい経営基盤の構築を進めてきたため、業績への影響は以前よりも軽微となると説明。法人向けのグローバル・インベストメント・バンキング部門については、パイプラインは充実しており、好調を維持するとみる。一方で、株式市場の乱高下や金利急低下の影響が企業の資金調達需要に与える影響を注視していく考えを示した。
25年3月期の連結純利益は、前年比26%増の727億円だった。制度連結による純利益は同約4.1倍の675億円だった。
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