スイス中銀、マイナス金利再導入可能 物価と為替を注視=総裁

スイス国立銀行(中央銀行)のシュレーゲル総裁(写真)は22日、ダボスで開かれている世界経済フォーラムの場で、国内のインフレ率が低過ぎる水準となればマイナス金利や為替介入を実行する用意があると述べた。昨年9月撮影。(2025 ロイター/Denis Balibouse)
[ダボス(スイス) 22日 ロイター] - スイス国立銀行(中央銀行)のシュレーゲル総裁は22日、国内のインフレ率が過度に低下すれば、一段の利下げを実施したり、マイナス金利を再導入したりすることもできると述べた。ただ、こうした措置を導入する公算がどの程度あるかについては言及しなかった。
シュレーゲル氏は世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)でロイターに対し、現在0.5%としている政策金利に言及し、「まだ余地がある」と指摘。「マイナス金利を好む者はいない。中央銀行も好まない。ただ、必要なら再び導入する」と述べた。
スイス中銀は2014年12月から約8年間にわたりマイナス金利政策を導入していたが、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)後の物価上昇に対応する中で解除した。
中銀は昨年12月に0.5%ポイントの利下げを実施。政策金利は現在0.5%と、22年11月以来の低水準にあるが、市場では一段の利下げが予想されている。
シュレーゲル総裁は、金融環境は現時点で「適切」と指摘。その上で、3月の次回会合で追加的に金利を調整する必要があるか検討するとし、四半期ごとに判断していく考えを示した。
米国のトランプ新政権が導入する可能性のある関税措置でスイスのインフレ率が受ける影響は限定されるとの見方を示しながらも、世界的な不確実性が高まることでスイスフラン相場に影響が及ぶ可能性があると指摘。「危機の際にスイスフランが買われる傾向がある」とし、為替相場を含む金融環境を注視していくと語った。
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