FRB、利下げペース減速の時期到来=クリーブランド連銀総裁
米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は6日、経済全体の状況は引き続き利下げペースの鈍化を示唆しているとし、連邦準備理事会(FRB)が利下げペースを緩める時期に達したか、その時期に近づいている可能性があると述べた。(2024年 ロイター/Jason Reed)
Michael S. Derby
[6日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は6日、経済全体の状況は引き続き利下げペースの鈍化を示唆しているとし、連邦準備理事会(FRB)が利下げペースを緩める時期に達したか、その時期に近づいている可能性があると述べた。
ハマック総裁は8月に就任。就任後初となる政策に関する主要な講演で「ゆっくりと(利下げを)進めていくことで、経済の基調的な力強さを踏まえ、適切に制約的な水準に政策を調整していくことができる」と述べた。
ただ、17─18日の連邦公開市場委員会(FOMC)については、会合までに一段の経済指標が公表されるとし、「オープンな姿勢を維持する」と述べるにとどめた。
今後の金利の見通しについては、前日の時点で、金融市場では今から2025年1月末までの間に1回の利下げが決定され、同年末までに「数回」の利下げが実施されるとの観測が織り込まれていたと言及。「この道筋は自分自身の見方と整合している」と語った。
その上で、経済の現状を踏まえると、制約的な金融政策を維持することが妥当になると指摘。同時に、制約的な政策の度合いを推定するのは難しいとの認識も示した。
来年1月に発足するトランプ次期政権が導入する可能性のある政策については、FRBは政策の内容が判明する前に反応したりすることはないとし、トランプ氏が掲げる関税措置などについて発言するのは尚早との考えを示した。
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