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ロシュ、腸疾患治療薬開発のテラバント買収へ 71億ドル

2023年10月23日(月)15時31分

 10月23日、スイスの製薬大手ロシュは、炎症性腸疾患(IBD)の新治療薬を開発するテラバント(Telavant)を米バイオ医薬品のロイバント・ホールディングスとファイザーから71億ドルで買収すると発表した。スイス・バーゼルで2018年撮影(2023年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[チューリヒ 23日 ロイター] - スイスの製薬大手ロシュは23日、炎症性腸疾患(IBD)の新治療薬を開発するテラバント(Telavant)を米バイオ医薬品のロイバント・ホールディングスとファイザーから71億ドルで買収すると発表した。

これに伴いロシュは、実験的抗体「RVT─3101」を米国と日本で開発、製造、商品化する権利を得る。

ロシュはRVT─3101について、潰瘍性大腸炎やクローン病と同様に炎症性腸疾患を患う人々のために開発している「有望な」治療薬だと説明している。

同社によると、炎症性腸疾患は慢性消化器疾患で、全世界で患者は800万人近くいるが、80%が寛解に至っていない。

ロイター
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