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米新規失業保険申請、22万件に増加 労働市場なお引き締まり
2023年09月15日(金)00時39分
米労働省が14日発表した9月9日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は22万件と、前週(改定値)の21万7000件から増加した。2022年7月撮影(2023年 ロイター/Brian Snyder/File Photo)
[ワシントン 14日 ロイター] - 米労働省が14日発表した9月9日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は22万件と、前週(改定値)の21万7000件から増加した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は22万5000件だった。
増加したものの、今年のレンジ(19万4000─26万5000件)の下限近くにとどまっている。
9月2日までの1週間の継続受給件数は168万8000件と、前週(改定値)から4000件増加。ただ歴史的な水準から見ればなお低水準にあり、解雇された労働者が短期間に新たな職に就けていることが示されている。
オックスフォード・エコノミクス(ニューヨーク)のリードエコノミスト、ナンシー・バンデン・ホーテン氏は「失業保険申請件数は、労働市場がなお比較的引き締まっていることを示している」と述べた。
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