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引き続き政府と連携、為替市場の動向や影響十分注視=黒田日銀総裁

2023年02月21日(火)10時20分

 2月21日、日銀の黒田総裁は、衆院予算委員会第3分科会で、為替について、引き続き政府と緊密に連携し、金融・為替市場の動向や、その日本経済や物価への影響を十分注視していくと述べた。写真は2019年12月、都内で撮影(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 21日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は21日、衆院予算委員会第3分科会で、為替について、引き続き政府と緊密に連携し、金融・為替市場の動向や、その日本経済や物価への影響を十分注視していくと述べた。

小山展弘議員(立憲民主党・無所属)の質問に答えた。

黒田総裁は実質実効レートでみた円安の進行について、長期的に見て日本の物価上昇率が諸外国に比べて低いことや「昨年夏まで対ドルの名目為替レートが低下したことも影響した」との認識を示した。

鈴木俊一財務相は実質実効為替レートについて、通貨の捉え方の一つだとした上で「経済、市場動向をしっかりと注視し、経済財政運営に万全を期していきたい」と語った。

(和田崇彦)

ロイター
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