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マイクロソフト、クラウドサービス復旧 障害で広範囲に影響
1月25日、 米マイクロソフトはビジネスチャットアプリ「Teams(チームズ)」やメールシステム「Outlook(アウトルック)」など複数のサービスで障害が発生しており、ネットワークの問題を調査していると発表した。写真はチームズのロゴ。2021年7月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)
[25日 ロイター] - 米マイクロソフトは25日、クラウド基盤「Azure(アジュール)」に数時間に及ぶ障害が発生し、ビジネスチャットアプリ「Teams(チームズ)」、メールシステム「Outlook(アウトルック)」など複数のサービスが影響を受けたと発表した。現在は全てのクラウドサービスが回復したという。
Azureは米州、欧州、アジア太平洋、中東、アフリカでサービスに影響が出た。影響が出ていないのは中国向けと政府向けのサービスのみだったという。
アジュールの障害は、さまざまなサービスに影響を及ぼし得る。世界の大手企業が利用しているため、ドミノ効果で影響が波及する恐れがある。
同社は影響を受けたユーザー数を明らかにしていない。障害分析サイト「ダウンディテクター」によると、世界中で数千件のインシデントが発生した。
マイクロソフトはツイッターへの投稿で「マイクロソフト広域ネットワーク(WAN)の機器にネットワーク接続の問題が起きたことを特定した」と表明。原因になったとみられるネットワークの変更を縮小していることも明らかにした。
「マイクロソフト・エクスチェンジ・オンライン」「シェアポイント」「ワンドライブ・フォー・ビジネス」などのサービスにも影響が出ているという。