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昨年末の日銀会合中断時、財務副大臣から「報告」と鈴木財務相
2023年01月23日(月)11時11分
鈴木俊一財務相は23日、長期金利の変動許容幅を広げた昨年末の日銀金融政策決定会合を一時中断した際、財務副大臣から政策修正内容の報告を受けたことを明らかにした。写真は、財務省内で会見する鈴木氏。2022年9月22日に撮影。(2023年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 23日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は23日、長期金利の変動許容幅を広げた昨年末の日銀金融政策決定会合を一時中断した際、財務副大臣から政策修正内容の報告を受けたことを明らかにした。同日午前の閣議後会見で語った。
日銀議事要旨によると、昨年12月19、20日の決定会合では政府出席者からの申し出により、午前10時51分から午前11時28分まで会合を中断していた。
これについて鈴木財務相は「政策決定会議(会合)の時には、そうした時間を取って、財務省の方にこうした意向があるということについて意向確認する。いつも副大臣が出席しているが、副大臣から財務省のほうに連絡がある。そういう事実」と言及。「こういう意見があるというのを発表前に報告があった」とした。
昨年末の決定会合には正副総裁、審議委員ら9人に加え、財務省から秋野公造副大臣、内閣府からは藤丸敏副大臣が出席していた。
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