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ロイターネクスト:米経済の基調的な健全性「極めて力強い」=米財務次官

2022年12月02日(金)05時37分

アディエモ米財務次官は、米経済の基調的な健全性は極めて力強く、製造業やインフラへの大規模な投資は長期的にインフレ低下に資すると述べた。1日、ニューヨークで撮影(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 1日 ロイター] - アディエモ米財務次官は1日、米経済の基調的な健全性は極めて力強く、製造業やインフラへの大規模な投資は長期的にインフレ低下に資すると述べた。

ロイターネクスト会議で、ガソリン価格は夏季の高値から下落しているが、全体的には価格はなお過度に高水準にあり、米政権はサプライチェーン(供給網)の問題を緩和するために可能な限り対応していると指摘。インフレ抑制法や国内半導体産業支援法などは長期にわたり必要とされていた経済への投資につながり、インフレを抑制させるとした。

「われわれの目標はインフレ抑制と同時に、米経済の競争力を来年だけでなく今後数十年にわたって確保するために投資を行うことだ」と述べた。

また、資本コストは上昇しているものの、米経済は他のどの経済よりも好調であり、労働力人口も望ましい割合ではないにせよ、増加し始めていると言及。サプライチェーンの課題は緩和されており、今後も緩和が続くと予想するが、米政府は厳格なゼロコロナ政策で苦戦している中国の動向を注視していくとした。

ロイター
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