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製造業PMI、1月は4年ぶり高水準 サービス業は低下=auじぶん銀・マークイット

2022年01月24日(月)10時12分

auじぶん銀行・マークイットが24日に発表した1月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.6となり、前月の54.3から上昇した。写真は2017年1月、神奈川県川崎市で撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 24日 ロイター] - auじぶん銀行・マークイットが24日に発表した1月製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は54.6となり、前月の54.3から上昇した。2018年1月以来4年ぶりの高水準。一方、サービス業PMIは46.6と、前月の52.1から低下した。サービス業は新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の拡大が景況感を悪化させており、製造業と明暗が分かれている。

製造業PMIは、景気の分かれ目である50を12カ月連続で超えた。生産は53.5、新規受注は53.0と、いずれも4カ月連続で50を超えた。製造業は業況の見通しに強気の姿勢を維持しており、雇用も底堅く推移している。

一方、サービス業は4カ月ぶりに50を下回った。各種制限措置の再導入やオミクロン株拡大への懸念が反映され、「デルタ株」の感染が拡大した21年8月以来の低い水準となった。調査を委託されているIHSマークイットのエコノミストは、オミクロン株の拡大が「対面を要するサービス業で顧客の購買意向を抑制した」と指摘した。

ロイター
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