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米ヘッジファンドのファラロン、東芝が投資戦略で「変節」と批判
2021年03月03日(水)07時46分
米ヘッジファンドのファラロン・キャピタル・マネジメントは3月2日、東芝が投資戦略を巡って「変節している」と批判した。写真は2017年3月の臨時株主総会(2021年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 2日 ロイター] - 米ヘッジファンドのファラロン・キャピタル・マネジメントは2日、東芝が投資戦略を巡って「変節している」と批判した。
東芝第2位の株主であるファラロンは、東芝が大規模なM&Aを通じて成長を目指す方向に軸足を移しており、そうした戦略転換は株主の承認が必要だと主張。臨時株主総会の招集を請求している。
東芝は先月、投資や株主リターンに関して変更はないと述べ、ファラロンの指摘は「誤解」に起因しているとの見解を示した。
しかしファラロンは「これは方針変更であり、明らかな変節だ」と反論し、東芝を巡る信頼性問題や懸念がさらに大きくなっていると強調した。
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