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米キャタピラー、第4四半期減益も市場予想ほど悪化せず

2021年01月30日(土)04時48分

[シカゴ 29日 ロイター] - 米重機メーカーのキャタピラーが29日発表した第4・四半期決算は減益となったものの、市場予想ほど悪化しなかった。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響が重しとなったが、設備需要は改善しつつあるという。

経済を巡る不透明感がくすぶっているため今年の業績予想は発表しなかったが、アンプレビー最高経営責任者(CEO)は販売業者の在庫積み増しなどを理由に今年は「より堅調な」売上高が見込まれるとした。

第4・四半期は機械売上高が主要3セグメントで減少。ただ、小売売上高は10月の17%減から12月には2%減に減少幅が縮小した。

調整後の1株利益は前年同期比22%減の2.12ドル。リフィニティブのアナリスト予想は45%減だった。コスト減少や税率低下などが寄与した。

アンプレビーCEOは、一時的に停止している自社株買いの再開を年後半に検討すると指摘。また増配も想定していると語った。

ロイター
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