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伊ローマ空港、一部米国便でコロナ検査実施へ 隔離措置回避
11月26日、イタリア・ローマのフィウミチーノ空港は米デルタ航空と伊アリタリア航空の一部米国往復便の利用者について、新型コロナウイルスの検査サービスを実施すると発表した。欧州の空港として、大西洋便で検査サービスを提供するのは初めてだという。写真は同空港でコロナ検査を行う様子。9月23日撮影(2020年 ロイター/Remo Casilli)
[ローマ 26日 ロイター] - イタリア・ローマのフィウミチーノ空港は26日、米デルタ航空と伊アリタリア航空の一部米国往復便の利用者について、新型コロナウイルスの検査サービスを実施すると発表した。欧州の空港として、大西洋便で検査サービスを提供するのは初めてだという。
12月以降、ローマと米国の一部を行き来するフライトの搭乗者は、離着陸前後にコロナ検査を受けることができ、イタリアでは入国者に課せられる14日間の隔離措置を避けられるという。
フィウミチーノ空港の運営会社によると、適用されるのは米ニューヨークのジョン・F・ケネディ(JFK)国際空港とニューアーク空港、アトランタ空港との間のフライト。
イタリア政府から数日中にも検査実施の許可が出る見通しで、政府の支援を受けて、ドイツのミュンヘン便とフランクフルト便にも適用されることになるという。