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新型コロナ、飛沫感染が最も一般的な感染経路のもよう=WHO
2020年07月11日(土)04時19分
10日、世界保健機関(WHO)の疫学者マリア・バン・ケルコフ氏は、新型コロナウイルスの感染経路について、空気中を漂う微粒子「エアロゾル」を介した感染は従来から懸念されているとしながらも、飛沫感染が最も一般的な感染経路と考えられるとの認識を示した。写真はケルコフ氏。7月3日撮影(2020年 ロイター)
[ジュネーブ 10日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の疫学者マリア・バン・ケルコフ氏は10日、新型コロナウイルスの感染経路について、空気中を漂う微粒子「エアロゾル」を介した感染は従来から懸念されているとしながらも、飛沫感染が最も一般的な感染経路と考えられるとの認識を示した。
ケルコフ氏は「飛沫がエアロゾル化し、空気中により長く漂うことが可能なことは知られており、われわれはエアロゾル感染について初めから懸念している」と述べた。
WHOは9日、新型コロナ感染の新たなガイドラインを公表し、エアロゾル感染に関する報告を一部認めた。ただ、空気感染の可能性を確認するまでには至らなかった。
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