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半導体関連株は軟調、米SOX指数の2%超安を嫌気

5月18日の株式市場で、半導体関連は軟調。写真は東京証券取引所で2018年2月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 18日 ロイター] - 18日の株式市場で、半導体関連は軟調。SCREENホールディングス<7735.T>は9%超安、東京エレクトロン<8035.T>、アドバンテスト<6857.T>、SUMCO<3436.T>、信越化学工業<4063.T>、ローム<6963.T>は2%超安での推移となっている。
米商務省が15日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)への半導体輸出規制を強化すると明らかにしたことを受け、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)<.SOX>が2.2%安で取引を終えたことが嫌気されている。
米商務省は華為技術(ファーウェイ)に対し、輸出規則を変更し、すでに禁輸措置対象に指定されている同社が米国の技術やソフトを利用した半導体を間接的に取得できないようにする。中国共産党系メディアの環球時報は、中国がアップル、シスコシステムズ、クアルコム、ボーイングを含む米国企業を「信頼できない実体リスト」に加える用意があると報じた。