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マイナス金利解除の背景、スウェーデン中銀が議事要旨を公開 

2020年01月09日(木)12時08分

 スウェーデン中央銀行は8日、マイナス金利の解除を決めた前回12月の金融政策会合の議事要旨を公表した。写真は中銀本店の入り口。2016年8月、ストックホルムで撮影(2020年 ロイター/Violette Goarant)

[ストックホルム 8日 ロイター] - スウェーデン中央銀行は8日、マイナス金利の解除を決めた前回12月の金融政策会合の議事要旨を公表した。それによると、イングベス総裁は、同国経済が悪化した場合、再びマイナス金利を導入するよりもバランスシートを拡大する可能性の方が高いとの見解を示した。

同中銀は12月19日、政策金利のレポレートを25ベーシスポイント(bp)引き上げゼロ%とすることを決定した。経済が減速し、世界的な不透明感も強い中でも、5年にわたったマイナス金利に終止符を打った。[nL4N28T2LK]

マイナス金利解除は幅広く予想されていたものの、景気が減速し、インフレ率も中銀が目標とする2%を下回った状態が当面続く見通しであるなか、この決定を疑問視するアナリストも多かった。

しかし議事要旨によると、金融政策会合では5人のメンバーの過半数がマイナス金利がもたらす可能性のある副作用について懸念を共有した。イングベス総裁は、再び景気が落ち込んでも、マイナス金利に戻ることは好ましくないと発言した。

また、会合ではメンバーのほとんどが目先リセッション(景気後退)に陥る兆しはほとんどないとの見方を示すとともに、今後かなりの期間にわたってゼロ金利が続くとの見通しは政策として極めて緩和的であるとともに、経済見通しに変化が生じた場合に中銀に柔軟に対応する余地を与えると強調した。

ヤンソン副総裁とブレマン副総裁は利上げの先送りを主張した。この日初めて会合に出席したブレマン副総裁は「現時点でレポレートを引き上げることに伴うリスクは、もう数カ月待つことによる不利益よりも大きいというのが私の全体的な判断だ」と述べた。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

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