ニュース速報

ビジネス

米FRB当局者、経済は順調 金利据え置き容認

2019年12月14日(土)07時26分

12月13日、米連邦準備理事会(FRB)当局者は米経済が順調に推移しており、来年も同様の状態が継続するとし、政策金利据え置きを容認する姿勢を示した。写真は2018年8月、ワシントンのFRB(2019年 ロイター/Chris Wattie)

[13日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)当局者は13日、米経済が順調に推移しており、来年も同様の状態が継続するとし、政策金利据え置きを容認する姿勢を示した。

クラリダ副議長はこの日、FOXビジネスネットワークとのインタビューで「米経済は良い状況にある」と指摘。米消費はかつてないほど良好とした上で、「労働市場は過去50年間で最も力強く、インフレ率は低水準で安定しており、成長率は堅調で、米経済に対する基調的な見通しは2020年もほぼ同様だ」と述べた。[nL4N28N3VX]

また米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁も同日、ボロウ・オブ・マンハッタン・コミュニティカレッジで行った学生向けの講演で、米経済は好調に推移しているとの見方を示した。[nL4N28N3PS]

FRBは10─11日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50─1.75%に据え置くことを全会一致で決定。予見可能な将来にわたって金利を据え置くことを示した。[nL4N28L3KX]

この日は米中が「第一段階」の通商合意に到達し、15日に予定していた対中追加関税の発動の見送りと引き換えに中国は米農産物の購入を拡大していくことが明らかになった。[nL4N28N3GZ]

クラリダ副議長は「素晴らしい合意であると仮定した上で、不確実性の解消は経済見通しに明らかにポジティブ」と指摘。その上で「協議は前向きな方向に進んでいるようだが、FRBが監視しているのはより広範な世界の動向だ。今年は世界経済が減速し、新興国市場が鈍化し、インフレ圧力が弱まった。FRBが注視しているのは1つの事象だけではない」と語った。

ウィリアムズ総裁は個人的な見解として、米経済成長率について向こう数年間は2%近辺になるとの予想を示した。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米国防総省、イラン情勢にらみ中東に空母増派へ 最新

ワールド

五輪=CAS、「追悼ヘルメット」のウクライナ選手の

ワールド

米大統領上級顧問、鉄鋼・アルミ関税引き下げ計画を否

ワールド

ドイツ首相、米欧の関係再構築呼びかけ 防衛力強化の
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    50歳には「まったく見えない」...信じられないレベルの「若見え」な女性の写真にSNS震撼
  • 4
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 5
    川崎が「次世代都市モデルの世界的ベンチマーク」に─…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    毛沢東への回帰? それとも進化? 終身支配へ突き…
  • 8
    「ドルも弱い」なのになぜ、円安が進む? 「ドル以外…
  • 9
    「罠に嵌められた」と主張するが...欧州で次々と摘発…
  • 10
    「賢明な権威主義」は自由主義に勝る? 自由がない…
  • 1
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 6
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 7
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...…
  • 8
    がんは何を食べて生き延びるのか?...「ブドウ糖」の…
  • 9
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 10
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中