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米GM、オハイオ州工場を新興EVトラックメーカーに売却

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は生産を休止したオハイオ州ローズタウンの組立工場(写真)を新興の電動トラックメーカー、ローズタウン・モーターズ(LMC)に売却した。9月20日撮影(2019年 ロイター/Rebecca Cook)
[7日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)
LMCには電動トラックの車体などを手掛ける米ワークホース・グループ
LMCは新型電動トラック「エンデュアランス」を設計中で、米電気自動車(EV)大手テスラ
GMはLMCには出資しない。ローズタウン工場の売却価格は明らかにされていないが、関係者によると、新興EVリビアン・オートモーティブが17年にイリノイ州ノーマルにある三菱自動車の元工場を取得した際の1600万ドル近辺と指摘した。
バーンズ氏は20年4月までに生産前のプロタイプを準備し、同年11月までの生産開始を目指していると説明した。まずは時給労働者400人で始めるという。同氏は具体的な資金調達額は明らかにしなかったが、経営陣とエンジニアを雇い、工場を取得するのに十分な額を確保したと述べた。
GMは18年11月にローズタウン工場での生産を休止すると発表し、トランプ大統領と多数の議員からの批判を招いた。大統領はそれより前の17年6月、オハイオ州ヤングスタウンの労働者に対し、工場での雇用はなくならないとして「引っ越すな、家を売るな」と訴えていた。