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消費者物価、9月は7カ月ぶりに前年比+1.0% プラス幅拡大
2018年10月19日(金)09時46分
10月19日、総務省が発表した9月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は、前年同月比1.0%上昇した。今年2月以来7カ月ぶりの水準。写真は都内のスーパーマーケットで2014年2月に撮影(2018年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 19日 ロイター] - 総務省が19日に発表した9月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は、前年同月比1.0%上昇した。今年2月以来7カ月ぶりの水準。原油高でガソリンなどのエネルギー関連の上昇が寄与している。前月の同0.9%上昇から伸び率が拡大、プラスは21カ月連続となった。
ロイターがまとめた民間予測はプラス1.0%だった。
引き続き「エネルギー」の寄与が大きかったほか、猛暑の影響でトマトの数量が減少するなどし、価格が上がった。
構成する523品目のうち、上昇したのは266品目。割合は50.9%。下落は186品目、変わらずは71品目だった。
9月の総合指数は前年比1.2%上昇した。前月の同1.3%上昇からプラス幅が縮小した。生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数は前年比0.4%の上昇だった。
(清水律子)
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