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米スプリント、4─6月期利益が予想超え 値上げで契約動向に影響も
[1日 ロイター] - ソフトバンク<9984.T>傘下の米携帯電話スプリント
携帯電話契約者数は5万7000人の純増。市場調査会社ファクトセットが集計したアナリスト予想は2万8000人減少だった。
月額払いの契約者数は8万7000人純増。アナリスト予想(4万人増)の倍以上の伸びとなった。
純利益は1億7300万ドル、1株当たり0.04ドルで、前年同期(2億0600万ドル、0.05ドル)から減少した。トムソン・ロイターI/B/E/Sが集計したアナリスト予想は1株当たりでトントンだった。
総営業収入は81億6000万ドルから81億3000万ドルに減少した。
スプリントは、他社に先駆けて米主要都市で5G(第5世代)サービスを展開しようとしており、2019年前半にニューヨークやカンザスシティなど少なくとも8都市で5Gサービスの開始を目指している。
また、米同業TモバイルUS
スプリントのコンブ最高経営責任者(CEO)はアナリストの電話会見で、成長と収益性のバランス化に努める中で、従来より価格の高い新たな無制限プランが今後の契約者数に影響する可能性があると指摘。今年の契約者数については純増見通しを維持した。
第1・四半期の解約率は1.55%で、前年同期の1.5%から上昇した。携帯電話契約者1人当たりの売上高は49.57ドル。前年同期の53.92ドルから減少した。
スプリントの株価は午後の取引でほぼ横ばい。