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前場の日経平均は5日続伸、外部環境の落ち着きが支援
7月19日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比69円11銭高の2万2863円30銭となり、5日続伸した。写真は東京証券取引所で2015年7月撮影(2018年 ロイター/Toru Hanai)
[東京 19日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比69円11銭高の2万2863円30銭となり、5日続伸した。前日の米国市場ではS&P500<.SPX>が5カ月ぶりの高値を付けたほか、ドル/円
TOPIXは前日比0.36%高で午前の取引を終了した。東証1部の前場の売買代金は1兆0224億円。セクター別では石油関連や機械、海運が上昇率上位にランクイン。銀行、証券の上昇率は1%を超えた。半面、原油高デメリットセクターのパルプ・紙が軟調。電気・ガス、水産・農林などディフェンシブ関連も値下がりした。
売りが先行したソフトバンクグループ<9984.T>がプラス転換。エーザイ<4523.T>が上場来高値を更新した。東京エレクトロン<8035.T>など半導体製造装置関連もしっかり。
ただ日経平均は前日高値を上抜けられず伸び悩んだ。「主力株全てが上昇しているという感じはない。銘柄によっては明暗が出ており、一部の限られた銘柄に資金が向かっている」(岡三証券・日本株式戦略グループ長の小川佳紀氏)との声も出ていた。
東証1部の騰落数は、値上がり1107銘柄に対し、値下がりが859銘柄、変わらずが130銘柄だった。