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カナダの18年インフレ率は2%超に、心地良い─中銀総裁=報道
4月22日、カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁は、インフレ率が2018年に2%を上回ると予想した上で、長期的なトレンドが安定している限り、そうした状況について心地良いとの認識を示した。写真はオタワで会見する同総裁。2016年1月撮影(2018年 ロイター/Chris Wattie)
[22日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁は、インフレ率が2018年に2%を上回ると予想した上で、長期的なトレンドが安定している限り、そうした状況について心地良いとの認識を示した。メディア各社が22日、報じた。
ワシントンで21日に行われたメディア向けラウンドテーブルでの発言という。
カナダ中銀は18日、政策金利を予想通り1.25%に据え置いた。時間とともに追加利上げが必要になる可能性があるとの認識を示したが、インフレ抑制のため、いつごろ、またどの程度積極的な利上げが必要になるかは分からないとした。
ポロズ総裁は21日、記者団に対し、通年のインフレ率はおそらく2%を上回るだろうとの見通しを示した。
カナディアン・プレスによると、同総裁は「実際、これはポジティブなことだ」と指摘した。
また、インフレの変動について心地良いとの認識を示し、ブルームバーグ・ニュースによると、「インフレ率が2.3%くらいになるのであれば、2%になるよう金利を引き上げるべきだ」と語った。