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正午のドルは106円後半、実需の買いで上昇 後が続かず

2018年02月20日(火)12時41分

 2月20日、正午のドル/円は、前日の欧州終盤に比べてドル高/円安の106.76/78円だった。写真はメキシコのシウダー・フアレスで12日撮影(2018年 ロイター/Jose Luis Gonzalez)

[東京 20日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日の欧州終盤に比べてドル高/円安の106.76/78円だった。

ドルは朝方につけた安値106.56円から仲値にかけてじり高となり、106.79円まで上昇した。「日々買わなければならない輸入企業などから淡々と買いが入っていた」(邦銀)という。

休み明けの米国市場の動向を見極めたいとする向きも多く、106円後半では買いが続かなかった。

豪中銀(RBA)理事会議事要旨への反応も限定的だった。インフレ押し上げには賃金上昇の加速が必要であり、政策金利は当面、据え置きが続くとみている。[nL4N1QA07P]

9日に一時1バレル58ドル付近までに下落していた米WTI原油先物が62ドル台を回復してきていることは、資源国通貨である豪ドルの支援材料になるとの指摘もあった。豪ドル/円は「日足一目均衡表の転換線84.66円を明確に上抜けてくれば、同基準線80.20円辺りまで戻りを試しそう」(SMBC信託銀行)だという。

ロイター
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