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みずほの4―12月期当期利益は‐0.7%、第2四半期から失速

2016年01月29日(金)19時34分

 1月29日、みずほフィナンシャルグループが発表した2015年4―12月期決算は、当期利益が前年同期比0.7%減の5194億円となった。写真はロゴ、都内で2014年1月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 29日 ロイター] - みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が29日発表した2015年4―12月期決算は、当期利益が前年同期比0.7%減の5194億円となった。市場部門がふるわず、増益だった第2四半期から減益に転じた。

グループ連結粗利益は、同2.3%減の1兆6259億円、連結業務純益は同9%減の6010億円となった。傘下銀行の市場部門の収益が前年同期より960億円減少したのが響いた。米国の利上げや株式市場の低迷などで保守的な運用を行ったためという。

一方、政策保有株の売却が進み、株式等関係損益は前年同期よりも880億円多い1841億円となり、収益を下支えした。

ただ、第2四半期までは増収増益を維持してきたが、第3四半期に入ってから収益の伸びが鈍化、減収減益となった。

通期の当期利益予想6300億円に対し、進ちょく率は82%となった。

(布施太郎)

ロイター
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