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米百貨店の8─10月業績低調、ノードストロームなど既存店売上高減少
11月13日、週内に発表された米百貨店の8━10月業績は低調だ。米デンバー郊外のモール内にあるノードストローム店舗。2008年5月撮影。(2015年 ロイター/ Rick Wilking)
[13日 ロイター] - 週内に発表された米百貨店ノードストローム
ノードストロームの第3・四半期既存店売上高は0.9%増と、6四半期連続で記録した1けた半ばの伸び率から鈍化し、市場予想の3.6%を下回った。
メーシーズの既存店売上高も3.6%減と、予想外の減少となった。
エバーコアのアナリストはノートで、高所得層が健全とみられる半面、小売業の業績が芳しくないというずれがあることを指摘。小売業界をめぐり「構造的な変化が起きていることを反映している」とし、消費者の動向が「モノから経験の消費に移行している」ことなどを反映していると述べた。
半面、中堅百貨店コールズ
JCペニー
ノードストロームの決算を受け、証券会社6社は同社の目標株価を引き下げた。とりわけドイツ銀行のトラッセル氏は23ドル引き下げ、45ドルとした。
目標株価の中央値は74ドル。1カ月前は82ドルだった。
同銘柄をカバーするアナリスト30人中、11人が投資判断を「バイ」以上、16人が「ホールド」としている。