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ロンドン株は続落、今年最大の下げ

2015年03月11日(水)04時04分

[ロンドン 10日 ロイター] - 10日のロンドン株式市場は、FT100種総合株価指数<.FTSE>が続落し、173.63ポイント(2.52%)安の6702.84で取引を終えた。今年最大の下げを記録した。最高経営責任者(CEO)の退任が嫌気された保険大手プルーデンシャルのほか、原油安でエネルギー関連株が売られ全体水準を押し下げた。

プルーデンシャルは3.1%下落した。昨年の通期営業利益は14%増えたが、ティージャン・ティアムCEOが、スイスの金融大手クレディ・スイスのCEOに就任するとの発表が嫌気された。

エネルギー会社、BGグループは7.4%、石油・ガス生産のタロー・オイルは7.0%値下がりした。供給過剰と需要低迷への懸念から原油価格が下落したことが材料視された。

一方、証券会社チャールズ・スタンレーは5.1%上昇した。証券関連部門を米投資銀行スタイフェル・ファイナンシャルに売却する可能性を認めたことが買い材料となった。

投資家の一部は、英総選挙をめぐる先行き不透明感を指摘し、FTSEが過去最高値を更新し7000ポイントの大台を超えることは当面ないのではないかとみている。

ロイター
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