ニュース速報

KBN3PF0QU

2026年02月25日(水)16時59分

写真は「ジョニー・ウォーカー」のボトル。2024年10月、サラエボにあるスーパーで撮影。REUTERS/Dado Ruvic

[25日 ロイ‌ター] - 英蒸留酒大手のデ‌ィアジオは25日、通期の売上​高・利益見通しについて、ここ4カ月で2度目と⁠なる下方修正を行​い、あわせて配当の大幅な減額を発表した。

1月に就任したデイブ・ルイス最高経営責任者(CEO)の下で初となる決算は、米⁠国と中国での需要低迷が依然として重荷となっていることを示した。

ル⁠イスCEOは​中間決算の声明で「米国の蒸留酒事業の業績は、可処分所得への圧力や、消費者の財布の紐が固くなる中でより手頃な代替品との競争激化を反映したものだ」と述べ⁠た。

ウイスキーの「ジョニー・‌ウォーカー」やビール「ギネス」を傘下⁠に持⁠つ同社の指揮を執るルイス氏は、米国の関税を巡る不透明感、中国の需要減退、世界的な消費者心理の脆弱化、消費者の飲酒‌嗜好の変化といった課題に直面​している。‌債務の削減⁠と成長の​再起動が課題だ。

ディアジオは、2026年の既存事業売上高の見通しを、従来の「横ばいから微減」から「2%─3%減」に下方修正した。既存事業営業利益についても、従来‌の「1桁台前半から半ばの増益」から「横ばいから1桁台前半の増益」​へと引き下げた。

米国での⁠売上高は9.3%減少し、これまで成長のけん引役だった「ドン・フリオ」などのテキーラの​販売は23%を超える大幅減となった。

中間配当は1株当たり20セントと、前年同期の40.5セントから半減させた。また、年間の配当下限を50セントに設定した。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

1月百貨店売上は2.3%増、中国客は3割減=百貨店

ワールド

日銀審議委員候補、高い識見と学識経験で人選=城内経

ワールド

メルツ独首相が訪中、関係深化で李強首相と一致

ビジネス

バイトダンス、企業価値5500億ドルに ゼネラル・
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 5
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 6
    最高裁はなぜ「今回は」止めた?...トランプ関税を違…
  • 7
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 8
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 9
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 10
    2月末に西の空で起こる珍しい天体現象とは? 「チャ…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 10
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中