ニュース速報
東京マーケット・サマリー(19日)
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円
午後5時現在 110.65/67 1.1298/02 125.02/06
前日午後5時 110.54/56 1.1306/08 124.98/02
午後5時のドル/円は、前日東京市場午後5時時点に比べてドル高/円安の110円後半。米休場明けの取引は手掛かり難が続き、主要通貨は全般小動きだった。
<株式市場>
日経平均 21302.65円 (20.80円高)
安値─高値 21217.16円─21344.17円
東証出来高 10億6605万株
東証売買代金 1兆8570億円
東京株式市場で日経平均は小幅続伸した。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料が乏しい中、朝方は利益確定売りが先行。一時は60円ほど下落したが、米中通商協議の進展期待で世界的にリスクオンムードが広がる中、下値を売り込む動きもみられなかった。総じて動意に乏しく、東証1部の売買代金は今年2番目の低水準となった。
東証1部騰落数は、値上がり1049銘柄に対し、値下がりが976銘柄、変わらずが104銘柄だった。
<短期金融市場> 17時09分現在
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.063%
ユーロ円金先(19年3月限) 99.975 (+0.005)
安値─高値 99.970─99.975
3カ月物TB -0.209 (-0.002)
安値─高値 -0.209─-0.209
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.063%になった。準備預金の積み期序盤で金融機関の資金調達は低調。マイナス0.03─マイナス0.086%を中心に取引され、前日からレンジに大きな変化はみられなかった。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
新発1年物国庫短期証券(TB)の入札は無難な結果となった。最高落札利回りはマイナス0.1886%、平均落札利回りはマイナス0.1906%と前回(最高:マイナス0.1741%、平均:マイナス0.1781%)に比べて低下した。
<円債市場>
国債先物・19年3月限 152.90 (+0.03)
安値─高値 152.79─152.92
10年長期金利(日本相互証券引け値) -0.035% (-0.010)
安値─高値 -0.020─-0.035%
国債先物中心限月3月限は前日比3銭高の152円90銭と小幅続伸して引けた。前日の米国市場が休場で外部環境からの手掛かりに乏しい中、朝方は20年債入札を控え上値の重い展開となった。事前に慎重な見方が一部に出ていた20年債入札が、期末に向けた残高確保の動きなどの好需給要因に支えられて無難な結果となると徐々に買い圧力が増し、国債先物は一時152円92銭まで水準を切り上げた。
現物市場は終盤にかけてしっかり。20年債入札をこなすと長期・超長期ゾーンに買いが入り、イールドカーブはフラット化した。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比1bp低下のマイナス0.035%。
黒田東彦日銀総裁が19日の衆院財務金融委員会で、物価安定目標の実現に必要なら追加緩和を検討すると発言をした。現行の大規模な国債買い入れを軸とする異次元緩和の副作用を踏まえると、有効な緩和手段に乏しいとの見方が出ているが、「仮に追加緩和に踏み切った場合、一段とフラット化する可能性がある」(国内金融機関)との声が出ている。
<スワップ市場> 15時49分現在の気配
2年物 0.02─-0.07
3年物 0.02─-0.08
4年物 0.02─-0.07
5年物 0.03─-0.06
7年物 0.08─-0.01
10年物 0.19─0.09