コラム

史上最大のバイオ認証国勢調査

2010年04月05日(月)14時41分

 今年の国勢調査で問われる10個もの質問は、明らかに悪質なプライバシーの侵害に当たる──アメリカ右派の傍流にいる人たちがそう結論付けた。そんなミシェル・バックマン下院議員(共和党)やトークショー司会者グレン・ベックらは、4月1日に始まったインドの「生体認証型国勢調査」についてはどう思うだろうか。


インドは新しい国勢調査を始める。15歳以上のすべての国民の写真を撮り指紋を採って、全国生体認証データベースを作る。

政府はその情報を元に身分証明書を発行する。

約12億人の国民を性別・宗教・職業・学歴別に分類するには1年かかるという。


 インド内相は、この種の国勢調査としては人類史上最大の規模になると言う。

 真面目な話、この種の国勢調査は私にはやや侵略的に思える。インドの人権団体がどれほど騒ぐかが見ものだ。こうしたインド方式と、最低限の情報しか集めないアメリカ方式との間に何らかの妥協点があることは間違いない。

──ジョシュア・キーティング
[米国東部時間2010年04月02日(金)12時58分更新]

Reprinted with permission from FP Passport 5/4/2010. ©2010 by Washingtonpost.Newsweek Interactive, LLC.

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国際政治学者サミュエル・ハンチントンらによって1970年に創刊された『フォーリン・ポリシー』は、国際政治、経済、思想を扱うアメリカの外交専門誌。発行元は、ワシントン・ポスト・ニューズウィーク・インタラクティブ傘下のスレート・グループ。『PASSPORT:外交エディター24時』は、ワシントンの編集部が手がける同誌オンライン版のオリジナル・ブログ。

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