就任直後から異例のサナエシフト? 韓国・李在明政権が急ぐ日韓接近の「裏事情」
日韓の葛藤は韓国が火をつけてきた。2012年、李明博が韓国大統領としてはじめて竹島に上陸し、翌13年に就任した朴槿恵は日韓の問題を直接対話せず、欧米各国に対して自らの主張をアピールして日本への圧力を高めるという"告げ口外交"を展開した。
関係改善の兆しが見えるなか就任した文在寅も安倍晋三首相の歩み寄りを拒絶した。文政権発足直後に開催された平昌五輪の開会式に、米国はマイク・ペンス副大統領、中国は党内序列7位の韓正党中央政治局常務委員が出席。韓国と関係が深い国の首脳は安倍首相一人だったが、南北対話を重視する文在寅は北朝鮮の金永南と金与正を厚遇、安倍首相への気遣いを見せることはなかった。結果として親北・奉中外交を展開した文政権は日韓関係を史上最悪の状況に追いやった。
関係悪化の材料がない日韓関係
一方、現在の李在明政権にとって中国との関係改善は困難なうえ、メリットもない 。対中貿易の赤字転落や国民の嫌中感情の悪化 、さらには同盟国である米国でトランプ氏が返り咲いた不確実性 のなか、李在明大統領に残された外交は、日韓の民間交流の活発化という「時流に乗る」こと、すなわち高市首相との親交に舵を切ることだ 。
この時流に対し、高市首相も就任後の会見で「日韓関係はこれまで両国の政権により築かれてきた。この基盤に基づき未来志向で安定的に発展させたい」と述べ、韓国文化への親近感をアピールするなど 、就任前の強硬姿勢を和らげる姿勢を見せている 。
両国首脳が互いに歩み寄りを見せるなか、10月30日の初会談は、過去の歴史問題による葛藤を乗り越え、日韓両国が安全保障や経済安保といった共通の課題に立ち向かう協力関係を再構築できるかどうかの試金石だった。史上最悪と言われた日韓関係を脱し、李在明大統領がSNSで表明したように 、両首脳が相互訪問する「シャトル外交」を継続し、真に未来志向の安定的な関係を築いていくことが期待される。
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