南米の大国ブラジル、「その栄華は長くない」理由...経済の「成長エンジン」に訪れた限界とは?
Brazil's Economy Threatened by Dire Population Trends
ブラジルは生産年齢人口の多さなどを武器に経済成長してきたが Sudarsan Thobias-shutterstock
<ブラジルは生産年齢人口の多さを武器に経済発展の恩恵を享受してきたが、今後もそれが続くとは限らないようだ>
ブラジルは現在、人口動態の転換点に直面している。経済学者たちはこれにより、長期的な経済の安定性を損なう可能性があると警告している。
財政や労働市場の構造的な課題が長引く中で、出生率の低下と高齢化が同時に進行しているのだ。
ブラジルは数十年にわたって、生産年齢人口の増加と公衆衛生の着実な改善を背景に、家計所得と国内消費の上昇を伴った経済成長を享受してきた。
しかし、かつての人口ボーナスは今や、重い負担へと姿を変えつつある。ブラジルは「豊かになる前に老いる」道をたどりはじめた。中所得国では、都市化や教育へのアクセス向上、生活費の上昇を背景に母親の初産年齢が遅れ、家族の規模が縮小することが一般的になっているが、ブラジルも例に漏れない。
人口動態の変化がもたらす結果は、予測可能だが深刻だ。労働力を維持する人々の減少、扶養率の上昇、すでに資源の制約に直面している年金制度や公的医療制度への圧力の増大などがブラジルに襲い掛かることになるだろう。
2024年1月に「エコノミスト」誌が報じたように、中南米全域で出生率が急落している。ブラジルでも、高齢者のケアにかかる費用の急増によって財政や社会の安定が脅かされるおそれがある。
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