最新記事
事故

米ニューヨークのハドソン川に遊覧ヘリ墜落...子ども3人を含む6人全員死亡

2025年4月11日(金)13時30分
ニューヨークのハドソン川に遊覧ヘリが墜落

ニューヨーク市警察局によると10日午後、米ニューヨーク・マンハッタンを流れるハドソン川にヘリコプターが墜落した。(2025年 ロイター/Eduardo Munoz)

米ニューヨーク・マンハッタンを流れるハドソン川に10日、観光客を乗せたヘリコプターが墜落した。ニューヨーク市のアダムズ市長は記者会見で、搭乗していた6人全員が死亡したと明らかにした。

■【動画】遊覧ヘリが墜落する瞬間は多くの人によって撮影されていた

死亡したのは操縦士1人と子ども3人を含むスペイン人家族ら5人。独シーメンスの幹部も含まれるとみられている。


当局者によると、ヘリは午後2時59分に出発した後に制御を失い、同3時15分ごろ、上下逆さまの状態で川に墜落した。映像では、機体が川に墜落した数秒後にブレードらしい物体が落下する様子が映っていた。

現場で4人の死亡が確認され、2人は近隣の病院に搬送されたが、その後死亡が確認された。

米連邦航空局(FAA)によると、墜落したヘリは「ベル206」。FAAと米国家運輸安全委員会(NTSB)が調査を行う。

マンハッタン周辺ではヘリによる遊覧飛行サービスが多く、あるツアーサイトには少なくとも24社の運航会社が掲載されている。


[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

キャリア
AI時代の転職こそ「人」の力を──テクノロジーと専門性を備えたLHHのコンサルティング
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

中国外相が米国務長官と電話会談、 「ハイレベル交流

ワールド

トランプ氏「ミサイル実験より戦争終結を」 プーチン

ビジネス

中国人民銀、公開市場での国債売買を再開と総裁表明 

ビジネス

インド、国営銀行の外資出資上限を49%に引き上げへ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水の支配」の日本で起こっていること
  • 3
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した国は?
  • 4
    庭掃除の直後の「信じられない光景」に、家主は大シ…
  • 5
    「平均47秒」ヒトの集中力は過去20年で半減以下にな…
  • 6
    「信じられない...」レストランで泣いている女性の元…
  • 7
    メーガン妃の「お尻」に手を伸ばすヘンリー王子、注…
  • 8
    1700年続く発酵の知恵...秋バテに効く「あの飲み物」…
  • 9
    シンガポール、南シナ海の防衛強化へ自国建造の多任…
  • 10
    【テイラー・スウィフト】薄着なのに...黒タンクトッ…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 4
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した…
  • 5
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 6
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 7
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水…
  • 8
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 9
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 10
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 9
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中