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ウォン安と不動産価格上昇、過剰流動性だけが背景ではない=韓国銀行
2025年12月16日(火)14時03分
ソウルの韓国銀行前で2017年11月撮影。REUTERS/Kim Hong-Ji
[ソウル 16日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は16日、ウォン安と居住用不動産価格上昇を国内市場の潤沢な流動性のせいにするのは「言い過ぎ」との認識を示した。
報告書で「為替レートを見ると、流動性の状況よりも、居住者による海外証券投資の増加や輸出企業の外貨保有傾向などの要因がより大きな影響を及ぼしているようだ」と述べた。
また、新たな資金供給よりも、過去からの流動性の蓄積が国内不動産市場に流れ込み、価格を押し上げていると指摘した。
一部の識者から過剰流動性がウォン安と資産価格インフレの原因とする見方が出ていた。





