脂肪肝を進める意外な落とし穴...医師が語る「お酒より危険な飲み物」とは?
なぜ「甘い飲み物」が肝臓によくないのか。そもそも、脂肪肝を進ませてしまう最大の原因は糖質の過剰摂取です。糖質の摂りすぎで体内に糖があり余っていると、それらが中性脂肪に変換されて肝臓に蓄積していくのです。
また、糖の中でもとりわけ肝臓に大きなダメージを与えるのが「果糖」です。果糖には肝臓のみで代謝されるという特徴があり、普段から果糖の多い食べ物や飲み物を摂りすぎていると肝臓に負担がかかり、てきめんに脂肪肝が進んでしまうことになります。
そして、甘い飲み物には「果糖ブドウ糖液糖」というかたちで果糖が含まれていることが多いのです。果糖ブドウ糖液糖は、トウモロコシなどから人工的に甘み成分を抽出した液体シロップで、果糖の割合が50%以上、90%未満のものを指します。
しかも、この果糖ブドウ糖液糖入りの甘い飲み物がよくないのは、大量の果糖が一気に体内に入ってしまう点にあります。
たとえば、ミカン1、2個を剥いて食べたときの果糖摂取量はそうたいしたことがないのですが、オレンジジュースなどの甘い飲み物をゴクゴクッと飲んだ場合、(果物を剥いて食べたときとは)比べ物にならないほどの大量の果糖がどっとなだれ込んでくるのです。
ですから、果糖ブドウ糖液糖が加えられた甘い飲み物を日々野放図に飲んでいると、脂肪がどんどんたまって、脂肪肝や肥満が加速していく悪化の流れを止められなくなってしまいます。もちろん肝機能もじわじわと悪化して、(ときとしてアルコールの弊害なんか小さく思えるほどの)甚大なダメージを肝臓に与えることになっていくわけです。
“体によさそうな飲み物” にも要注意
そこでみなさん、普段の生活を振り返ってみてください。みなさんは日々何の警戒感もなく、習慣的に甘い飲み物を飲んではいませんか?
コーラやサイダーなどの甘い清涼飲料水はもちろん、一見体の健康によさそうな飲み物や、いつも冷蔵庫に入っているような身近な飲み物にもかなりの量の果糖ブドウ糖液糖が含まれています。
みなさんは、そういった飲み物を日常的に口にすることで、知らず知らず脂肪肝や肥満を進ませてしまってはいないでしょうか。自分でも気づかないうちに肝臓をボロボロにしてしまってはいないでしょうか。
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