最新記事
SNS

すぐ消えると思ってた...「遊び」で子供にタトゥーを入れてしまった母親の後悔 「息子は毎晩お風呂で...」

Mom Learns Hard Way Son's Temporary Tattoo Was More Permanent Than Expected

2024年7月21日(日)13時05分
ジャック・ベレスフォード
母親が子供に入れたタトゥーを後悔

写真はイメージです Africa Studio/Shutterstock

<子供がプレゼントされたのは、一定期間が過ぎると「消える」タトゥーの道具。気軽に使ってみた母子だが、大いに焦る結果に>

幼い息子に「一定期間で消える」タトゥーを入れたところ、想像以上になかなか消えずに困ったという経験を、イギリスの母親が実際の動画と一緒にTikTok上で明かして話題になっている。動画は、子供の胸に「半永久タトゥー」を入れる様子から始まり、それが時間が経っても消えずに残っている様子が収められている。

■【動画】「すぐ消えると思ってた」遊びで子供にタトゥーを入れてしまった母親の後悔 ...実際のタトゥーの映像

タトゥーを入れることについては好みが分かれるが、かなりの数のアメリカ人がタトゥーを入れている。2021年にアメリカの成人1000人強を対象に行われた調査では、回答者の17%が複数のタトゥーを入れており、1つだけ入れている人は9%だった。

しかし、入れたタトゥーを後悔しないとは限らない。インディアン・ジャーナル・オブ・ダーマトロジー誌に2022年に掲載された研究では、皮膚科外来に通う患者約300人にタトゥーについて尋ねた。回答者のうち、入れたタトゥーのうち少なくとも1つを後悔していると答えた人は26%に上った。

英マンチェスターに住むオリビア(姓は伏せている)には、その気持ちがわかる。彼女の場合は、息子に消えるタトゥーを入れるのを許したことを後悔している。TikTokに投稿した動画でオリビアは、息子がおばから誕生日プレゼントとして「半永久的タトゥーマシン」をもらったことがきっかけだったと説明している。

オリビアは本誌の取材に対し、息子(名前は明かしていない)は胸にドクロのデザインを、片方の手首に蜘蛛の巣のような模様のタトゥーを入れたと明かした。

最初は気に入っていたのだが、その後すぐにオリビアと息子は、タトゥーが思ったほど早く消えないことに気づいたという。

タトゥーが簡単に消えず、「とてもストレスを感じた」とオリビアは振り返る。「いろいろな方法を試した。息子は毎晩風呂に長く浸かり、私がゴシゴシ洗った。それが一番効果があるように思えたから。でも、色が落ちるのには時間がかかった」

半永久タトゥーが完全に消えるまで2週間

タトゥーを入れたのは息子が学校に行っていない時だったが、学校に戻る前にできるだけ消さなければならなかった。「学校ではタトゥーをしてはいけないことになっているのに、息子はまさにタトゥーを入れたように見えた」とオリビアは話す。

結局、正直に話すことが最善の策だった。「息子は薄くなったタトゥーが残ったまま学校に行き、私が学校に事情を説明した」

オリビアによれば、消えるはずのタトゥーを完全に消すのに2週間はかかったという。この経験はオリビアの教訓になった。消えるタトゥーは「二度としない」とオリビアは言う。「水で貼るタイプのタトゥーも使いたくない」

ニューズウィーク日本版 トランプvsイラン
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年7月8日号(7月1日発売)は「トランプvsイラン」特集。「平和主義者」の大統領がなぜ? イラン核施設への攻撃で中東と世界はこう変わる

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

大企業の業況感は小動き、米関税の影響限定的=6月日

ビジネス

マスク氏のxAI、債務と株式で50億ドルずつ調達=

ワールド

米政府、資源開発資金の申請簡素化 判断迅速化へ

ワールド

訂正-セビリアで国連会議開幕、開発推進を表明 トラ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 2
    普通に頼んだのに...マクドナルドから渡された「とんでもないモノ」に仰天
  • 3
    ワニに襲われ女性が死亡...カヌー転覆後に水中へ引きずり込まれる
  • 4
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 5
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 6
    「パイロットとCAが...」暴露動画が示した「機内での…
  • 7
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 8
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 9
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
  • 10
    顧客の経営課題に寄り添う──「経営のプロ」の視点を…
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 3
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門家が語る戦略爆撃機の「内側」と「実力」
  • 4
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 5
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 6
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた…
  • 7
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 8
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 9
    サブリナ・カーペンター、扇情的な衣装で「男性に奉…
  • 10
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 9
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 10
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中