「みんな踊り出したくなる」──伝説の振付師ボブ・フォッシーの名作『ダンシン』が戻ってきた
Bob Fosse’s Dancin’ Comes Home
「そのスタイルと(踊りで表現される)言語には音楽性と活気があふれている」とモーランドは言い、「いつ見ても刺激的だし、どこか懐かしい感じもある」と続けた。
オリジナルに新しい風
よみがえったのは作品だけではない。20年以来のコロナ禍で封じられていたダンサーたちのキャリアも息を吹き返した。
実際、マリンも「ステージで踊るのは諦めて、テレビや映画の仕事にシフトしていた」と言う。
ライブが命のアーティストの常として、彼女も当時は「本当に落ち込んで」いた。でも『ダンシン』のオーディションを勝ち進むなか、ステージで「踊る喜びがよみがえってきた」。
モーランドも、パンデミックの間はステージから遠ざかっていた。仕事がないからデンバーに移り、代用教員として働いていた。
「でも、やっとダンスに戻ってこられた」。しかも最初の仕事が、ブロードウェイの『ダンシン』。文字どおりダンスが主役の作品だから「超エキサイティング」と、モーランドは言う。
古典のリバイバルでは、オリジナルに敬意を払いつつも作品に新しい息吹を与える必要がある。モーランドによれば、大事なのは「伝統を守ることと、きっぱり捨て去ること。その微妙なバランスをいかに保つか」だという。
シレント版の『ダンシン』はボブ・フォッシーの振り付けを踏襲しているが、そこに言葉や演技を加えることにより、一人一人のダンサーを際立たせ、その個性を祝福している。そこが新しい。
演技と言っても「他人のキャラクターを演じるのではない」と、モーランドは言う。「舞台で見せるのは自分自身だ」
モーランドは続ける。
「もちろんオリジナルの振り付けは尊重しているが、それを踊るのは今の時代に生きる私たちの体であり、その踊りには私たちの人生、私たちの経験が強烈に反映されている。だからこそ、今度の『ダンシン』は完璧に新しい」
この舞台を見たら、「きっとみんな踊り出したくなる」と、マリンは言う。「だって踊りは、誰にでも通じる素敵な言語だから。ほら、誰かの笑顔がみんなに伝染するのと同じよ」
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