最新記事
BOOKS

脳を若返らせる3つのポイントとは? 『脳は若返る』など、「本の作り手」がイチオシする新刊本

2023年6月1日(木)17時17分
flier編集部
脳イメージ

imaginima/iStock

<『脳は若返る』『自分広報力』『最強の仕事術』『超「超」勉強法』など、出版社が自信をもってオススメする話題の新刊を一挙紹介>

各出版社の「これはぜひ推したい!」という新刊本を紹介。発行に携わった出版社の担当者たちが、それぞれの本のエッセンスやおすすめのポイントなどをご案内します。
※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載(こちらこちらこちらから)です。

◇ ◇ ◇


脳神経の研究から導き出した「脳が若返るアイデア」

脳は若返る
 著者:茂木健一郎
 出版社:リベラル社
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

脳科学者の茂木健一郎氏が、最新の脳神経の研究から導き出した「脳が若返るアイデア」を紹介しています。

人生100年時代といわれている昨今、日本人の平均寿命は男性が81.47歳、女性が87.57歳と年々更新しています。ただ、たとえ長生きしても、脳の健康を維持できなければ、人生の質を保つことはできません。

本書では、年齢を重ねても「思考力」「記憶力」「判断力」が衰えず、若々しい脳を持っている人は、いったいどのような生活を送っているのかを、年齢を重ねても活躍をする人たちの実例をもとに解き明かしています。

茂木氏は、冒頭で「脳トレは意味がない」と断言しています。また、「物忘れを年齢のせいにしていないか?」と問いかけます。日本人はできないことをよく歳のせいにしますが、世界では年齢や性別を気にしないといいます。

歳を理由にあきらめず、チャレンジをすること! 歳を理由に遠慮せず、アクティブであること! が脳の老化を食い止めるために大切だと言います。

また、日常生活の中で次の3つのポイントを心掛けると効果が高いそうです。
1. 社会や人とつながる
2. 常にお金の出入りがある
3. ストレスのない生活習慣

本書では、「生活習慣」「お金」「人脈」「心持ち」に分けて、脳に効く若返りの秘訣を公開しています。ぜひ、試してみてください。
(リベラル社 編集部 伊藤光恵)

自分広報力を実践する3つのメソッド

自身の価値を最大化する最強キャリアアップ術
 自分広報力

 著者:金山亮
 出版社:イースト・プレス
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

書名でもある「自分広報力」は著者オリジナルの言葉です。これは自身の価値を最大限に発揮しつつ、周囲に評価されるチカラのこと。

この自分広報力を実践するには3つのメソッドを理解するだけ。
1つ目は、周囲との相対性のなかで自分の立ち位置を把握する「ポジショニング」。
2つ目は、パターンに沿った発信方法で効果的にコミュニケーションをとる「メッセージ思考」。
3つ目は、志を高く掲げて、あなたらしさを活かすビジョン「アスピレーション」です。

具体的な実践方法が書かれていますので、再現性が高いのもおすすめポイント。本書はビジネスパーソン向けにキャリア形成を軸に書かれていますが、ビジネスの場を離れて「人生」そのものにも適用できる思考術です。
(イースト・プレス 担当編集 山中進)

インタビュー
現役・東大院生! 中国出身の芸人「いぜん」は、なぜ「日本のお笑い」に挑むのか?
あわせて読みたい
ニュース速報

ビジネス

ヘッジファンド、日本と香港でハイテク株売り越し=ゴ

ビジネス

米12月住宅建設業者指数39、8カ月ぶり高水準=N

ビジネス

物価は再び安定、現在のインフレ率は需給反映せず=F

ワールド

ハセット氏のFRB議長候補指名、トランプ氏周辺から
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのBL入門
特集:教養としてのBL入門
2025年12月23日号(12/16発売)

実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジアの宝石」の終焉
  • 3
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の展望。本当にトンネルは抜けたのか?
  • 4
    ミトコンドリア刷新で細胞が若返る可能性...老化関連…
  • 5
    アダルトコンテンツ制作の疑い...英女性がインドネシ…
  • 6
    「なぜ便器に?」62歳の女性が真夜中のトイレで見つ…
  • 7
    トランプが日中の「喧嘩」に口を挟まないもっともな…
  • 8
    「職場での閲覧には注意」一糸まとわぬ姿で鼠蹊部(…
  • 9
    極限の筋力をつくる2つの技術とは?...真の力は「前…
  • 10
    世界の武器ビジネスが過去最高に、日本は増・中国減─…
  • 1
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出を睨み建設急ピッチ
  • 2
    デンマーク国防情報局、初めて米国を「安全保障上の脅威」と明記
  • 3
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だから日本では解決が遠い
  • 4
    【銘柄】資生堂が巨額赤字に転落...その要因と今後の…
  • 5
    【クイズ】「100名の最も偉大な英国人」に唯一選ばれ…
  • 6
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦…
  • 7
    中国軍機の「レーダー照射」は敵対的と、元イタリア…
  • 8
    香港大火災の本当の原因と、世界が目撃した「アジア…
  • 9
    人手不足で広がり始めた、非正規から正規雇用へのキ…
  • 10
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸送機「C-130」謎の墜落を捉えた「衝撃映像」が拡散
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 5
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 6
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 7
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 8
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 9
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 10
    ポルノ依存症になるメカニズムが判明! 絶対やって…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中