コラム

みんなオフィスじゃ集中できない、その理由は2つのM/lay off(をやめる)

2018年07月21日(土)14時45分

登場するボキャブラリー

【sort of】ある程度、ほぼ。トークの冒頭でフリード氏は、話をsort of最初から始めます、と前置きをしています。

【stick around】残る。フリード氏によると、邪魔されないまとまった時間を求めている人の中には、皆が帰った後オフィスにstick aroundする人がいるそうです。

【here and there】ときどき、たまに。フリード氏の意見では、従業員がhere and thereにフェイスブックやツイッターを見るのは職場の真の問題ではないそうです。注:多くの和英辞典では「here and there」が「あちこちで」と訳されていますが、個人的にそれは間違いだと考えています。実際のところ、「here and there」が示す頻度や多さは「あちこちで」が示すものよりも少ないからです。

【procreate】子を産む。フリード氏の指摘によれば、会議はprocreateする(すなわち、次の会議を産む)傾向にあるそうです。注:この言葉は通常、生き物に関して使われる言葉なので、このように会議に関して使うのは面白さを狙った表現だと言えます。

【enlightened】正しい知識を持った、見識ある。enlightenedなマネージャーはオフィス(職場)を従業員にとってより良い場所にしようとする、とフリード氏は言います。

【last resort】最後の手段。フリード氏は、オフィスを働きやすくすれば、従業員にとってそこで仕事することはlast resortではなく、最初の選択になると考えています。

【pay off】(努力や投資が)利益や効果を生む。フリード氏は、このTEDトークで紹介したアイデアを活用してもらえれば、オフィスは良くなり、pay offするだろうと考えています。

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プロフィール

ロッシェル・カップ

Rochelle Kopp 異文化コミュニケ−ション、グローバル人材育成、そして人事管理を専門とする経営コンサルタント。日本の多国籍企業の海外進出や海外企業の日本拠点をサポートするジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社の創立者兼社長。イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営大学院修了(MBA)。『シリコンバレーの英語――スタートアップ天国のしくみ』(IBC出版)、『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)など著書多数。最新刊は『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』(共著、クロスメディア・パブリッシング)。

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