プレスリリース

i Labo株式会社、株式会社やまびことの資本・業務提携契約を締結

2025年08月25日(月)14時00分
i Labo株式会社(本社:東京都中央区銀座6-13-9、代表取締役:太田 修裕、以下「i Labo」)は、このたび、株式会社やまびこ(本社:東京都青梅市末広町1-7-2、代表取締役社長執行役員:久保 浩、以下「やまびこ」)と、水素内燃機関(H2ICE)の社会実装を見据えた技術革新・供給体制の強化に注力し、持続可能なエネルギー社会の構築にむけて協業をすすめるべく、資本・業務提携契約を締結しました。


・共同開発実績
i Laboとやまびこは、2024年3月に共同開発した水素エンジン発電機の実証機を、同年3月30日に開催された「フォーミュラE Tokyo E-Prix」にて初稼働させました。

本実証機は、やまびこ製100kVA Shindaiwa発電機をベースに、i Laboの「水素化コンバージョン」技術により水素エンジンを搭載したものです。当日は会場内に出展した10台のフードトラックに対し、約7時間にわたり安定した電力供給を実現しました。さらに、CO2を排出しないクリーンな排気と、従来機と比べて大幅に低減された運転音は、来場者から高く評価され、現在開催中の大阪・関西万博にも出展いたしました。

また同機に改良を加えた水素エンジン発電機は、阪神港コンテナターミナルにおける「荷役機械高度化実証事業」にも採用され、世界初となる水素エンジン(水素専焼)発電機換装によるタイヤ式門型クレーン(RTG)の現地実証を行った実績もあり、持続可能な次世代エネルギーの可能性を示すとともに、実証を通じた活用の場はさらに広がりを見せています。

・やまびこ:
やまびこが有する発電機に関する技術と知見を活かし、従来のディーゼルエンジン発電機を水素エンジンへと転換するコンバージョン事業を共同で推進することで、持続可能なエネルギー社会の実現に貢献してまいります。

やまびことの協業により、水素エンジン発電機の開発・生産の各プロセスにおいて技術的・事業的なシナジーの創出を図ります。これにより、脱炭素化を牽引し、持続可能な社会の実現を加速してまいります。


■やまびこの概要
KIORITZ, Shindaiwa, ECHOの3つのブランドを有するやまびこは、小型屋外作業機械(刈払機、チェンソーなど)、農業用管理機械(防除機、畦草刈機など)、一般産業用機械(発電機、溶接機など)の3事業における各種製品の開発・製造・販売をグローバルに展開しています。また、省人・省力化や再生可能エネルギー、カーボンニュートラル対応など、市場が抱える課題解決に寄与するために、高い安全性と作業性、環境技術を備えた製品・システムの開発を推進しているとともに、環境配慮型発電システムやロボット事業等の新規事業創造にも積極的に取り組んでいます。

■URL: https://www.yamabiko-corp.co.jp/

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/519299/LL_img_519299_2.jpg
やまびこ ロゴ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/519299/LL_img_519299_1.png
i Labo やまびこ ロゴ

■会社概要
社名 : i Labo株式会社
代表者: 代表取締役 太田 修裕
所在地: 〒104-0061 東京都中央区銀座6-13-9 bizcube 8F
設立 : 2019年11月1日
URL : https://h2ice.co.jp/


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