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新生活の門出にパックンが贈る「ビーカーの尿、バイアグラ、厚切りジェイソン」の教訓
あっ、ゴミが落ちている!拾おう。あっ、妊婦さんだ!席を譲ろう。プチヒーロー体験は毎日できる。僕は何度も目の当たりにしているが、恥ずかしさや照れ、または面倒くささからか、やるべきことに気づいても、自ら行動しない人がこの国には多い。
駅の階段付近にベービーカーとお母さんがいても、スルーする方もたくさんいる。僕は違う。そんなお母さんを見るたびに、はい!お任せください!と、ベービーカーを抱えて階段をかけ上ったり、下ったりしてあげる。ヒーローだからね。
たまに、階段を駆け上ったところで、まだ下にいるお母さんから、あの~、今下りたばかりですけど......と、一往復することもある。はい、僕もAskの段取りをときどき飛ばしてしまうのだ。とにかく、小さいことから動く習慣を身に着けて、チャンスがあったら大規模なプロジェクトでも動けるようにしよう。改善、発明、イノベーション、起業、研究、救済。人生を良くして、世の中を良くすることは全て「活動」することだ(睡眠も大事だが)。
今まであなたは学生だった。毎日「学んで生きる」、文字通りの学生だった。これから社員、官僚、起業家、先生、妻、夫、親などなどの新しい肩書きがつくはずだが、それでも学生でいてほしい。ただ、今回は「学んで生かす」というムーブメントに連なる能動的なスタンスで進んでいただきたい。
See something. Say something. Ask something. Do something.
これからどんなことに挑戦しても、この教訓をぜひ忘れないでください!
あっ、コラムじゃなく、ホワイトボードに書いておけばよかった......。
2024年6月4日号(5月28日発売)は「イラン大統領墜落死の衝撃」特集。強硬派ライシ大統領の突然の死はイスラム神権政治と中東の戦争をこう変える グレン・カール(元CIA工作員)
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