デンマーク、トランプ氏のグリーンランド構想一蹴 NATO加盟国攻撃をけん制
デンマークのフレデリクセン首相は5日、トランプ米大統領はデンマークの自治領グリーンランドの「取得」を真剣に考えているとの見方を示し、デンマークとグリーンランドはこうした意向を明確に拒否していると改めて表明した。写真は2025年2月、グリーンランドで撮影(2026年 ロイター/Ritzau Scanpix)
Jacob Gronholt-Pedersen
[コペンハーゲン 5日 ロイター] - デンマークのフレデリクセン首相は5日、トランプ米大統領はデンマーク自治領グリーンランドの「取得」を真剣に考えているとの見方を示し、デンマークとグリーンランドはこうした意向を明確に拒否していると改めて表明した。
公共放送DRのインタビューで「残念ながら、グリーンランドを取得したいというトランプ氏の発言は真剣に受け止めなければならない」とし、「デンマークとしての立場は明確に示してきた。グリーンランドも繰り返し、米国の一部にはならないと明確に示している」と指摘。「米国が北大西洋条約機構(NATO)加盟国を攻撃すれば、全てが止まることになる」と懸念を示した。
グリーンランドのニールセン首相は記者会見で、グリーンランドは米国との関係強化を求めていると述べ、住民は米国による差し迫った併合を恐れる必要はないと強調した。
「(グリーンランドが)一夜にして乗っ取られるなどと考える状況にはない」とし、「グリーンランドをベネズエラと比べることはできない。われわれは民主主義国家だ」と述べた。
トランプ氏は4日、雑誌アトランティックのインタビューで「われわれはグリーンランドを絶対に必要としている。防衛のために必要だ」と発言。5日には大統領専用機で記者団に対して、数週間後に再検討すると述べた。トランプ政権は南米ベネズエラのマドゥロ大統領を拘束し、今後は「ベネズエラを運営する」と主張。デンマークでは、グリーンランドにも同様の事態が起こりかねないとの懸念が高まっている。
これを受け、ニールセン氏は「脅威や圧力、編入の話が友好国の間に入る余地はない」とし、「空想はもうたくさんだ」と交流サイト(SNS)に投稿していた。
欧州各国は5日、この問題を巡りデンマークとグリーンランドを支持する立場を強調。スターマー英首相は記者団に「グリーンランドの将来はグリーンランドとデンマークが決定すべきだ。他の誰でもない」と指摘した。ドイツのワーデフール外相は5日、グリーンランドはデンマークに属するとし、必要な場合はNATOがグリーンランドの保護強化を協議する可能性を示唆した。欧州連合(EU)欧州委員会の報道官は、EUは国家主権の原則を堅持すると述べた。フランスも連帯を表明したほか、北欧やバルト諸国もデンマークとグリーンランドへの支持を表明した。
北極圏にあるグリーンランドは、米国の弾道ミサイル防衛システムの重要な拠点で、鉱物資源を豊富に埋蔵している。トランプ氏は第1次政権時代の2019年以降、編入意欲を繰り返し表明。25年12月には、グリーンランド編入構想を支持している南部ルイジアナ州のランドリー知事をグリーンランド特使に任命した。
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