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台湾は警戒態勢維持、中国船は撤収 前日まで大規模演習
2025年12月31日(水)13時07分
台湾沿岸警備隊の巡視船、基隆港で30日撮影 REUTERS/Ann Wang
Yimou Lee
[台北 31日 ロイター] - 中国が前日まで周辺で大規模軍事演習を行ったが、台湾は31日も厳戒態勢を維持、緊急対応センターは稼動している。
海洋委員会によると、中国の船舶は台湾付近から撤収しつつあるが、まだ演習終了は正式に宣言されていないため、緊急対応センターは引き続き稼働している。
台湾海巡署(沿岸警備隊)はロイターに対し、中国海警局の船舶11隻は全て台湾近海から離れた。軍と沿岸警備隊も引き続き警戒態勢を敷いている。
台湾国防部(国防省)は31日、過去24時間に中国軍用機77機と海軍・海警局船25隻が台湾周辺で活動していたと発表した。そのうち35機が台湾海峡の中間線を越えたという。





