トランプ氏「ウクライナ領土の完全回復は可能」、従来の立場を転換

9月23日、トランプ米大統領(写真右から3番目)は、これまでの立場を転換し、ロシアの侵攻以降に奪われた領土をウクライナは全て取り戻せると確信していると述べた。同日、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Al Drago)
Tom Balmforth Gram Slattery
[国連 23日 ロイター] - トランプ米大統領は23日、これまでの立場を転換し、ロシアの侵攻以降に奪われた領土をウクライナは全て取り戻せると確信していると述べた。それが米国の政策にどう影響するかについては示唆しなかった。
トランプ氏は国連総会に合わせてウクライナのゼレンスキー大統領と会談した後、交流サイト(SNS)に「時間と忍耐、そして欧州、特にNATO(北大西洋条約機構)の財政支援があれば、この戦争が始まる前の国境を取り戻すことは十分に可能な選択肢だ」と投稿。
「プーチン大統領とロシアは深刻な経済的困難に直面しており、今こそウクライナが行動を起こす時だ」とし、「(戦争が)ロシアに引き起こしている経済的困難を見ると、ウクライナは欧州連合(EU)の支援を得て戦い、ウクライナ全土を元の形で取り戻せる立場にあると思う」と書き込んだ。
同氏はこれまで、戦争を終わらせるにはウクライナとロシアの双方が領土で譲歩する必要があると述べていた。
EUの外相にあたるカラス外交安全保障上級代表はトランプ氏の発言を称賛し、「このような形ではこれまで聞いたことのない非常に強い発言だった。われわれの認識が同じになったのは非常に良いことだ」と述べた。
ゼレンスキー氏は記者会見で、トランプ氏との会談は「良好で建設的」だったとした上で、トランプ氏の投稿については「大きな転換」だと称賛した。
ゼレンスキー氏はその後FOXニュースで、ウクライナと米政権の立場は「これまでになく接近している」と述べ、トランプ大統領の立場も変化したとの見方を示した。
ただ、トランプ氏がSNSへの投稿で確約したのは「NATOが望み通りに使えるようNATOに武器を供給し続ける」ことにとどまり、ゼレンスキー氏が求める対ロシア制裁強化の決定など実際の政策変更には至っていない。
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