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再送-米NY渋滞税、効果発揮か 中心部への乗り入れ車両12%減

2025年09月10日(水)01時50分

米ニューヨーク市当局は9日、全米初となる渋滞税の1月の導入以降、マンハッタンに乗り入れる自動車の台数が前年比12%(1760万台)減少したと発表した。写真はニューヨークのタイムズスクエアで交通整理をする市警官。2024年12月撮影(2025年 ロイター/Marko Djurica)

(プロダクトコードとトピックコードを追加します)

[9日 ロイター] - 米ニューヨーク市当局は9日、全米初となる渋滞税の1月の導入以降、マンハッタンに乗り入れる自動車の台数が前年比12%(1760万台)減少したと発表した。

渋滞税はピーク時にマンハッタンの60丁目以南に乗り入れる車両に課され、乗用車の場合は9ドルかかる。

ニューヨーク州のホークル知事と同州都市交通局(MTA)によると、マンハッタンとニュージャージー州ジャージーシティー市を結ぶホランド・トンネルからマンハッタンに入る時間が36%短縮されるなど、渋滞解消で効果が出ているもよう。

また、マンハッタンの混雑するエリアでの衝突事故は14%減少したほか、バス利用者数は13%、地下鉄は9%それぞれ増加した。

トランプ政権は、バイデン前政権に承認された渋滞税の廃止を求めているものの、連邦地裁はこれまでに渋滞税の認可取り消しを一時差し止めする判断を下している。

ロイター
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