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ガザ停戦協議で最新案、カタールなど仲介国がイスラエルとハマスに提示と報道

2025年07月18日(金)07時21分

 7月16日、パレスチナ自治区ガザでの停戦を巡り、仲介役のカタールとエジプト、米国が、イスラエルとイスラム組織ハマスの双方に最新の提案を行った。写真は、イスラエルの空爆後にガザで立ち上がる煙。同日、ガザで撮影(2025年 ロイター/Amir Cohen)

[ワシントン 17日 ロイター] - パレスチナ自治区ガザでの停戦を巡り、仲介役のカタールとエジプト、米国が16日、イスラエルとイスラム組織ハマスの双方に最新の提案を行った。米ニュースサイトのアクシオスが17日、2人の関係者の話として伝えた。

アクシオスによると、最新提案では、停戦後のイスラエル軍の駐留範囲や、ハマスが拘束を続けている人質とイスラエルが収監するパレスチナ人の交換比率などが修正されている。カタールのムハンマド首相がハマスにこの提案受け入れを求め、19日に首都ドーハでハマス指導部と会談する予定という。

アクシオスは、イスラエルは以前、ガザとエジプトの境界地帯にある「フィラデルフィ回廊」の北方5キロに広がる範囲に軍部隊をとどめるとの主張を、現在はその範囲を1.5キロまで引き下げとした。直近の停戦時と同じ場所まで部隊を撤退させるべきだとするハマス側との溝が小さくなったという。

イスラエルとハマスの代表団は、6日以降続く停戦協議に参加し、米国が支援している60日間の停戦案を議論している。

ロイター
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