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独サービスPMI、6月改定49.7に上昇 安定化の兆し

2025年07月03日(木)18時24分

 ドイツの6月のHCOBサービス業購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.7と、5月の47.1から上昇した。写真は、ベルリンの通り。2024年11月、ベルリンで撮影(2025年 ロイター/Annegret Hilse)

[ベルリン 3日 ロイター] - ドイツの6月のHCOBサービス業購買担当者景気指数(PMI)改定値は49.7と、5月の47.1から上昇した。ただ、好不況の分かれ目となる50を依然として下回った。

速報値49.4から小幅に上方改定された。

ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「サービス業はここ3カ月間、やや厳しい状況にある」と指摘。コロナ禍以降、同セクターの活動は一段と不安定になっているという。

安定化の兆しは出ており、新規ビジネスの落ち込みが和らいでいるほか、雇用は6カ月連続で緩やかな増加を続けている。

デラルビア氏は、政府の景気刺激策もあるとして、「ドイツの経済成長は今年後半に上向き、建設業や工業だけでなく、サービス業にも恩恵をもたらすと予想している」と述べた。

サービス業と製造業を合わせた総合PMIは、5月の48.5から50.4に上昇した。

ロイター
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